桜の不時現象 (Untimely phenomenon of Cherry tree)
来春に芽吹く葉や咲く花の芽の分化は夏に始まるが目に見える状態ではなく、この写真のような「冬芽」と呼ばれる状態になるのは真冬で、夏の緑の葉と冬芽が同時に見られることはない。
平年であれば、桜の紅葉の始まりは10月下旬(東京)、黄色から赤くなって冬に落葉する。晩夏に桜が葉を落とすのは、夏に受けたストレスを自らを切り捨てることによって解消(なので、黄色くてもいわゆる紅葉ではなく、黄変した葉が木自身を飾ることもない)、翌春の開花に備え体力を保持して花芽・葉芽を育てるためで、例年でもあることですが、今年見られるほどに多くはない。
確かに今春の桜の開花は早かったけど、それ以来桜の体内時計が狂い続けているとは考えにくく、やはり夏の異常気象の影響が一番大きかったのではないだろうか。
この先、今秋の紅葉はどうなるのか、異常に早く育っている「冬芽」がどうなるのか、要観察継続なのであります。
「不時現象」とは、
開花・落葉や鳥の渡り・虫の鳴き始めといった生物季節現象が平年と著しくかけ離れた季節に生じること
追伸:
この2枚の写真は、写真としての出来ではなく、写っているものをありのままに見てほしいです。
#tokyo, #japan , #nature , #photo , #naturephotography
#お散歩シリーズ
Album: 桜 Cherry tree, leaves, flowers
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