2014-02-03

な (na): なよやか (nayoyaka = supple, willowy)

な (na): なよやか (nayoyaka = supple, willowy)
Subject_20/44 #いろはプロジェクト2014
「なよやか」 - 動詞は「なよ・ぶ」。
「やか」は形容動詞化する接尾語で、古語辞典によれば、
擬態語の下に使われ柔らかな感触を表す接尾語「ヤ」の下に
目に見える状態の意から転じた接尾語「カ」が加わって成立したのだそう。(奈良時代)
では、「なよ」の語源はと言うと、「縄弱(なよ)」との説がある。(#1)
その昔縄は自分で綯うものであったわけで、その出来上がり具合を表すらしく、
たぶん「縄弱縄弱(なよなよ)」と言う言葉もかなり早くに成立したのであろう。

古文における「なよ」の意味が毀誉褒貶どちらなのかは、その前後の文脈から
推し量ればよいのだろうけど、
私の感覚ではあるが、同じ「なよ」な(弱そうな)状態でも「なよやか」と言えば
物腰や風情の柔らかい・しなやかな状態であって褒め言葉であるのに対し、
「なよなよ」と重ねて副詞化、強調されると負のイメージに聞こえてしまう。

平安初期には盛んであった接尾語「やか」はその後(平安中期以降)
「げ」が多く用いられるようになり、「げ」の用法は現代においてなお盛んである。
ちなみに、今では、「なよ」に接尾語「い」をつけて形容詞化した
「ナヨい」という言葉もあるそうな。この場合の意味は「なよなよ」。
日本語難しいw

以上、なんちゃって考察でした。

追伸:
「いろは」の次は、お題に名詞と数種の形容詞(形容動詞・副詞でもOK)を設定、
例えば、「桜ーなよやか、わびしげ、さわやか、にぎやか」この4種を撮りわける、
(どれか一つではなく全部提出)
なんてのも考えましたが、お題考えるの面倒&難しすぎるので却下。

about #いろはプロジェクト2014 (Japanese)
https://plus.google.com/113053037231413309799/posts/FyVK5iWxrBA
#Japan #Tokyo #photo #JapanBWPhotography

#1:
原始日本語はこうして出来た: 擬音語仮説とホツマ文字の字源解明に基づく結論 - 大空照明


な (na): なよやか (nayoyaka = supple, willowy) https://lh5.googleusercontent.com/-tjnN3S9PD6c/Uu8Mj4Z2DdI/AAAAAAAAjLA/qUKGDrNwIKg/w506-h750/DSC05059_w.jpg
from Juria Juice - Google+ Public Posts http://pluss.aiiane.com/atom/113053037231413309799

0 件のコメント :

コメントを投稿